vol.182DESIGN
デザイナーが一次情報を重視する理由と、その収集・活用法デザインを学びはじめた人が最初に直面するのは、「ユーザーを理解する」という課題です。色やレイアウトなどヴィジュアルを工夫することも大切ですが、本当の意味で「人に届くデザイン」をつくるには、ユーザーが何を考え、どんな行動をしているのかを深く理解することが欠かせません。また、競争力のある商品やサービスを創出する上においても「「一次情報」は不可欠なのです。
デザイナーがユーザー行動を理解する上で必要になる「一次情報」。一次情報とは、自分自身が直接観察したり、ユーザーに話を聞いたりして得られる情報を指します。インターネットや本などを介して得られる情報(二次情報)とは異なり、一次情報にはユーザーの生の声や行動が詰まっています。
本記事では、デザイナーがなぜ一次情報を重視すべきなのか、その具体的な収集方法、活用のポイントを解説します。