MENUMENU
  • Vol.101
  • BRANDING
  • 2019.11.8

2019年にロゴをリニューアルした企業5選

今回は2019年上半期にロゴをリニューアルした企業をご紹介します。

DESIGNER

Y.H.

ブランドとロゴマーク

ブランドとロゴマーク

企業にとってロゴとは、会社を象徴する重要なものの一つです。
新しいロゴによって、企業の印象が左右され、売り上げも変化していくこともあります。
なので、ロゴを作成する際には、ユーザーの行動を考慮して作成しなければなりません。
ロゴを変更したデザインと、その意図を考えながらみてみましょう。

キャノンデール

キャノンデール

2020年1月18日から、ボールドでイタリックなフォントから、まるい書体のロゴに変更されるそうです。
私はキャノンデールに詳しくない者ですが、印象として左のボールドでイタリックなフォントの方が、「スタイリッシュさ・かっこよさ」があるので、男性陣のファンが多そうな感じがします。
なので、女性陣のファンも多くしようと、まるい書体に変更したのでしょうか。
男性側のことを考えると「せっかくスタイリッシュでかっこよかったのに」と感じてしまうかもしれませんが、同業のスポーツ界と差別化を図るために、真逆の印象付けるようなロゴを変えたとも考えられます。
新ロゴの視認性は高いので、レースの際もロゴが目立ちそうですが、ターゲットユーザーは誰なのか、新しいロゴはユーザー心理にどのような働きかけをしなければならないのかを考慮しながら作成していかなければならないのです。

Facebook

Facebook

2019年5月にFacebookのロゴが新しくなりました。2013年にも一度変更しており、今回は6年ぶりの変更です。背景が四角だったのを丸に変更しています。
左の方は、男性向けのシックな印象ですが、カラーをフレッシュさと活発さが伝わる、明るいブルーにしたことで、女性・男性どちらでも扱いやすくなるような工夫をしていることが分かります。
他の企業に比べ、ロゴの変更頻度が高いのは、SNSが主流となり、新しいアプリケーションが増えてきているため、周りに置いていかれないよう、新しい印象付けのためだと考えられます。

ZARA

ZARA

2019年1月に2010年以来のロゴ変更がありました。
書体をクラッシックなものに変更しており、以前のものと対照的にかなり文字間を詰めていることが分かります。
文字間を詰めたことで、凝縮された感じから、より「コンパクトさ」「強さ」が伝わります。
さらに、文字の中の一つの線を細くし、安く見られないようデザイン性を出し、ZARAの「強さ」がロゴに表されるようになったと感じました。

SHIRO

SHIRO

化粧品で有名なSHIROは、2019年9月にロゴが新しくなりました。
やわらかく、落ち着いている小文字の「shiro」から、力強さが伝わる大文字の「S H I R O」に変更しています。
「何故ここまで力強さを強調したかったのか」興味を持ち、公式ホームページを拝見しました。それは、ブランドのキーカラーをネイビーとして全製品のボトルデザインも一新し、製品を通して「世の中をしあわせにする」想いを届けるために海外展開を込めて大文字の「SHIRO」へ変更を行ったそうです。
他のブランドに負けないような、ロゴにも力強さを出したかった理由が分かりました。

フォルクスワーゲン

フォルクスワーゲン

2019年9月にドイツで開催されたフランクフルトモーターショー2019のプレビューイベントで新しいロゴを発表しました。
立体的なデザインから、フラットな2次元デザインに変更されています。
クリアで無駄のないデザインで、さまざまなメディアに柔軟に対応する事を想定し設計されていることが伝わります。
近年、シンプルで使いやすいインターフェイスを備えたデジタル アプリケーションの重要性が非常に高まっているため、将来的にこのロゴは、新しい「ムービング フレーム」と呼ばれる枠の中に柔軟に配置することができるようになるそうです。
ロゴを車内のディスプレイで光らせたりすることも検討しているようなので、新しい挑戦のためにフラットでシンプルなロゴに変更したのかもしれません。

最後に

2019年上半期にロゴをリニューアルした企業のお話はいかがだったでしょうか。
どれもロゴのリニューアルは、少しの変化でなく、大幅に形やカラーが変化していることが分かりました。ロゴは、自社のためのものではありますが、ユーザーのためにあるものでもあると私は感じています。
ユーザーがそのロゴを見て「これは○○のブランドだ」と印象付けをさせなければならないからです。つまり、その印象が悪ければ「このロゴのデザインが悪いから商品もセンスがないのだろう」と負の連鎖が起きてしまいます。
あるいはSHIROでお話したように、自社が一新するためにユーザーのことを考え、内容を改善し、熱意のある強みを押していきたくても、ユーザーは、見映えの安心感から、「やわらかく、落ち着いたロゴ」が良かった場合もあるかもしれません。
そのロゴ変更がユーザーにとって「良かったのか・悪かったのか」は実際に公開してみないと分からない部分もあるかもしれませんが、ターゲットユーザーやそのロゴに出会うまでの経緯、5W1Hの見直しなどを行って、ユーザーの理解を深めてからロゴ作成を行なっていった方が良いかもしれません。
以上のことから、ロゴも作品・商品でもあるので、私もデザイナーとして、ロゴを作成するときも最善の注意を払おうと感じました。

出典:キャノンデールの公式ホームページ

出典:ZARA公式ホームページ

出典:SHIRO公式ホームページ

出典:フォルクスワーゲン公式ホームページ

出典:フォルクスワーゲン参考

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