DESIGN

Vol.132

author

H.H.

おもてなしから学ぶUXデザイン

#UI / UX#user interface#おもてなし
Last update : 2025.11.6
Posted : 2025.11.6
DX時代、コロナ禍において、Webサイトやインターネットを通じて交流が増えたと感じています。以前の「インターネット=情報収集」というワンウェイから、今ではインタラクティブな相互の理解がさらに当たり前の日常となっています。 私は現在、Webデザイナーとして日々励んでいますが、実はこれまでの約3年間、航空会社の客室乗務員として従事していました。 客室乗務員の経験を生かし、私が学んできたおもてなしの視点から、より良いUXとは? ユーザーにとって優しいサイト作りとは何か?について考えていきます。
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おもてなしの本質的な意味

おもてなしとUXの共通点

おもてなしから学ぶUXデザイン

①しつらえを意識する

しつらえという意味を言い換えると、お客様を出迎える前にしっかり準備、用意をすることです。
客室乗務員時代を振り返ると、搭乗前に、お客様が使用するアイテムに、汚れやシワがないか、手洗い場が綺麗かどうか、隙間にゴミがないか等、訪れる前に入念にチェックします。
そしてお客様が来られた時に、常にこの空間は綺麗で整っていると思っていただけるようにします。

同じ視点でUXデザインを考えると、
・クリックした時、瞬時に画面が現れるか?
・視覚的にストレスないデザインか?
・サイト内のメニューはわかりやすくなっているか?
など、サイトに来訪したユーザーがストレスなく心地よく見ることができる空間を細部まで意識して作る行為とよく似ていることがわかると思います。

②相手に合わせたサービスを心がける

飛行機を利用されるお客様は、性別・年齢・国籍・環境 全てバラバラでした。例えば、仕事で疲れて、ただ静かに休みたいという方。初めての利用で緊張されている、お子様連れのお母様。日本語も英語もわからない海外からのお客様。いわば、ジェンダーやダイバーシティを凝縮した空間といえます。
当時は相手を観察し、何を求めているのか理解しようと心がけ、一人ひとりに合わせてアプローチを変えていました。
こうした所作はお客様一人一人が、私のことを分かってくれている、ここなら間違いない、といった安心感を生み出すことに繋がっています。

ファーストクラスをご利用される方も、団体旅行の方も、全てのお客様に満足していただく必要があります。そのためには、相手をよく知ること、それぞれのお客様のニーズを読むことが重要でした。
その結果、忘れられない思い出になることもあります。安心感から信頼感が生まれ、また利用したいと思っていただけます。お客様に寄り添う接客は、お客様の心を掴む重要な役割を持っているのです。

UXデザインも同様です。
Webサイトを使い慣れている人や、初めてPCやスマートフォンを触れる年配の人、どんな人が、どういう目的でサイトに訪れるのかはバラバラです。
だからこそ その人それぞれのニーズに合わせてWebサイトを提供する必要があります。

③アピールは不要、さりげないアプローチを心がける

おもてなしの心と、ユーザーに寄り添ったUX

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