日本人が間違えやすい英語表記 7選


よくあるスペルミスと間違えやすい点
そもそも英語表記のスペルミスの起きる原因はなんでしょうか?
Web制作において、良質なサイトを作るためにはベンチマークが不可欠で、日々の仕事の中で競合他社や異業種企業などのサイトを幅広く見てきました。そこで間違いの英語表記を使用している日本のサイトをよく見かけました。
デザインをどんなに上手くできても、間違った表現をしていたら、サイトの雰囲気を崩してしまったり、英語に詳しい人に笑われる可能性もあるので、非常に残念です。せっかく工夫してできたサイトが無駄にならないように、最初から正しい表現を意識して制作していくと良いと思います。
日本人は、海外から言葉を取り入れた「外来語」をカタカナで表記しますが、カタカナの単語がネイティブの発音と異なることがよくあります。その違いを知らずに、カタカナの言葉をそのままローマ字で書くのがスペルミスの起きる一つの原因です。また、日本語に存在しない英語の発音が多いので、そういう発音の言葉を書くときは混乱しやすいです。
では、間違えやすい点とその例を見ていきましょう!
1.「e」と「i」を間違える
| よくあるスペルミス | 正しいスペル | 日本語表記 |
|---|---|---|
| ivent | event | イベント |
| degital | digital | デジタル |
| all rights riserved | all rights reserved | 著作権表示 |
「e」と「i」は非常に書き間違えやすい文字です。「event」の「e」は「i」と発音し、「reserved」の「re」は「ri」と発音します。カタカナでも「イベント」、「リザーブ」と書きますので、混乱しやすいです。「digital」も同じように、発音で「ディジタル」としますが、カタカナで「デジタル」と書きます。カタカナの発音のままで書くと、間違います。カタカナの発音が英語と同じ場合もあり、違う場合もありますので、気をつけましょう。
2.「b」と「v」を間違える
| よくあるスペルミス | 正しいスペル | 日本語表記 |
|---|---|---|
| nabigation | navigation | ナビゲーション |
| ebent | event | イベント |
日本語には「v」の発音がありませんが、カタカナで書くときは「ヴ」か「ブ」と書きます。ローマ字で書くときは「ブ」を「b」と書くと、スペルミスになってしまいます。
3.「l」と「r」を間違える
| よくあるスペルミス | 正しいスペル | 日本語表記 |
|---|---|---|
| bland | brand | ブランド |
| lental | rental | レンタル |
| pubrish | publish | パブリッシュ |
| copylight | copyright | コピーライト |
| crient | client | クライアント |
| site poricy | site policy | サイト利用規約 |
| reflesh | refresh | リフレッシュ |
日本語に「l」と「r」という子音は存在しません。日本語には、これに対応するものに「ら行」しかないため、日本人は英語の「l」と「r」の区別ができないことが多く、「l」と「r」の書き間違いもよくあります。
4.「e」と「a」を間違える
| よくあるスペルミス | 正しいスペル | 日本語表記 |
|---|---|---|
| intarview | interview | インタビュー |
| sarvice | service | サービス |
| treining | training | トレーニング |
| messege | message | メッセージ |
| manegement | management | マネージメント |
| intarnship | internship | インターンシップ |
| corporete | corporate | コーポレート |
| membar | member | メンバー |
| calender | calendar | カレンダー |
こちらの原因も上記の1番のスペルミスに似ています。英語の実際の発音がカタカナ表記と同じですが、スペルが異なります。
5.「a」と「o」を間違える
| よくあるスペルミス | 正しいスペル | 日本語表記 |
|---|---|---|
| campany | company | カンパニー |
| keyward | keyword | キーワード |
| netwark | network | ネットワーク |
| errar | error | エラー |
| inbaund | inbound | インバウンド |
こちらの原因も上記の1番のスペルミスに似ています。英語の実際の発音がカタカナ表記と同じですが、スペルが異なります。
6.「n」と「m」を間違える
| よくあるスペルミス | 正しいスペル | 日本語表記 |
|---|---|---|
| canp | camp | キャンプ |
| menber | member | メンバー |
| imformation | information | インフォメーション |
| emvironment | environment | 環境 |
| conplete | complete | 完了 |
ローマ字表記を見ると、日本語の「ん」が「n」と表記されている場合と「m」と表記されている場合があります。そのため、日本人は英語の単語を書くときに「n」と「m」を混乱してしまい、スペルミスすることが多いです。
7.「a」と「u」を間違える
| よくあるスペルミス | 正しいスペル | 日本語表記 |
|---|---|---|
| prodact | product | プロダクツ |
| pablish | publish | パブリッシュ |
| sapport | support | サポート |
こちらの原因も上記の1番のスペルミスに似ています。英語の実際の発音がカタカナ表記と同じですが、スペルが異なります。
まとめ
これから、日本企業が海外進出をしたり、日本国内でも外国人観光客数及び日本に住む在留外国人も増えていきます。外国人が日本のサイトを見ることも増え、WEB制作で英語を使うことがどんどん増えていくことは事実です。その状況で、正しい英語表記を使うようにすると、損は絶対ないと思います。また、正しい表記を使うことで、サイトのデザインを上達させることもできます。 今後は、本記事で紹介した間違えやすい点を意識し、英語表記を使用する際にカタカナ表記に頼らずに必ず辞書などで再確認するように習慣を身につけ、スペルミスを避けましょう!
RECENT POSTS
Vol.198
From parent–child bonds to community: The future of education that nurtures diversity and designs relationships
Vol.197
Exploring the future of environmental design integrating vision, diversity, and a future-oriented perspective
Vol.196
Vision-making for diverse and future-oriented education: Interpreting the future of learning through environmental design
Vol.195
“One Health” and Japan — Toward an Era of Integrating Humans, Animals, and the Environment
Vol.194
The benefits and challenges of digital education in the AI era, and the future of learning

Vol.193
Vision-Making in the age of AI — How artificial intelligence is transforming the meaning of work and the nature of organizations
TRENDING
Vol.164
Steps and strategies for internal branding to enhance employee engagement

Vol.160
What Small and Medium-sized Enterprises Should Do About Employer Branding

Vol.159
ユーザー行動をデザインする|UXの心理学と行動変容







