えんぴつ風ブラシの作り方


あると便利なえんぴつブラシ
前回のvol.4 使い方いろいろ!オリジナル筆圧ブラシの作り方 ではPhotoshopの基本的な筆圧ブラシの作り方をご紹介しました。
今回はそれを応用してえんぴつ風ブラシを実際に作ってみましょう。
えんぴつ風ブラシがあると一気に手書き風な質感がだせるようになります。
1. 基本的な設定方法
ブラシの先端と筆圧を設定する
今回はえんぴつ風でもややガサガサした質感が残るデッサンやクロッキー向きな鉛筆の質感を目指したいと思います。
「Chalk 11 pixels」という輪郭がギザギザのブラシを選択してからブラシウィンドウを調整していきます。
vol.4 使い方いろいろ!オリジナル筆圧ブラシの作り方 の「基本的な設定方法」を参考にスピード感がある線が描けるようにします。
「最小の直径」は低く設定しましょう。
2. 輪郭を調整する
散布を設定する
vol.4の「手書き風ブラシの設定」を参考に散布や数を調整して輪郭をさらにガサガサさせます。
3. テクスチャを掛けて紙の上に書いている質感をつける
テクスチャを設定する
だいぶえんぴつらしくなりましたが、ここで を設定します。
テクスチャを掛けることで線の太い部分にムラができます。
今回は「木炭紙」テクスチャを使いましたが、イメージする紙にあわせて変更するとより自然です。
最後に「その他」「滑らかさ」にチェックを入れて書き心地を整えたら完成です。
まとめ
線の太さによって使い分ける
今回ガサガサした質感のえんぴつブラシのため、細い線を描くには不向きです。
細い線用に細いブラシを作っておくと便利です。
ブラシ先端のシェイプから「直径」を小さくしてペン先を細くします。
そして散布を減らしたり、テクスチャを弱くします。
みなさんもぜひ試してみてくださいね。

RECENT POSTS
Vol.198
親子関係から地域コミュニティへ──多様性を育み、関係をデザインする教育の未来
Vol.197
ビジョンと多様性、未来志向を組み入れた未来の環境デザインを考える
Vol.196
教育の多様性と未来を拓くビジョンメイキング──環境デザインから読み解く“これからの学び”
Vol.195
「One Health」と日本──人・動物・環境を一体で考える時代へ
Vol.194
AI時代におけるデジタル教育のメリットと課題、教育のこれから

Vol.193
AI時代にこそ必要なビジョンメイキングーーAIが変える“働く意味“と“組織のあり方“






