DESIGN

Vol.97

author

Y.T.

2019年 幾何学フォントTOP3

#font#geometrical font#リニューアル#logotype#typeface#design
Last update : 2025.11.6
Posted : 2025.11.6
ここ数年、ブランドのロゴタイプが 幾何学書体に新しくリニューアルされることが増えています。 バーバリーにバルマン、ベルルッティなど、歴史あるブランドが ロゴタイプを幾何学フォントへ変更しています。 そこで今回は、2019年の幾何学書体トップ3をご紹介いたします。
stuffstuff

Gordita ゴルディータ

Gordita(ゴルティーダ)の画像

オーストラリア出身のデザイナーThomas Gillettによる書体です。 FuturaとGothamの影響を受けていると言えるでしょう。 gothamよりもシャープに、futuraよりもナチュラルで優しい印象です。 開口部が小さいインクトラップは、優れた読みやすさをサポート。 かつ、futuraのように幾何学的に見えるように光学的に補正をしています。 Gorditaは7つのウェイトがあり、さまざまな使い道があります。

GT Walsheim ヴァルスハイム

GT Walsheim(ヴァルスハイム)の画像

GT Walsheimは、スイスのフォントメーカーGrilli typeから発売された書体です。 スイスのデザイナーOtto Baumbergerのポスターの文字から着想を得ています。

ヴァルスハイムが実際に使われている画像

引用:Otto Baumberger http://luc.devroye.org/fonts-59704.html

大きな特徴は大文字のGになるでしょう。安定感と特徴の強いGT Walsheimは、多くのデザイナーを魅了しています。

Futura フーツラ

幾何学的なフォントの起源とも言えるfuturaは、 ドイツの活字デザイナーPaul Rennerによってデザインされました。
1920年代にできて、今なお可読性の高いフォントとして愛されています。
映画監督のウェス・アンダーソンも好んでおり、 彼の映画ではfutura書体が多く取り入られています。

Futura(フーツラ)が使われている画像

引用:Medium https://medium.com/@jbibla/on-wes-and-web-fa395beaa84a

Futuraのバリエーションは数多くあり、 デザイナーは好みに合わせて使用することができます。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
他にもたくさんの幾何学書体が出ています。 今回はこちらの3つに絞らせてもらいました。
新たな書体の出会いになってもらえたら幸いです。

参考:Top 5 geometric fonts for 2019

PREV
Vol.96Google AdWordsとGoogle AdSense の違…
NEXT
Vol.98ブランディングで動画を活用するメリットと成功のポイント!

MORE FOR YOU